目立つ人、落ち着いた人、職人さん、どれが好み?
日本人なら美味しい白ごはん、大好きですよね。
僕は美味しいごはんが食べたい時にはルクルーゼの鍋でご飯を炊きますが、最近の炊飯器は何やらすごいことになっているらしい。
以下が近年の市場動向
販売数量が減っているのに、販売金額は増えている。
つまり・・・・お高い炊飯器が売れているとういう事ですね!
というわけで、現在はお高い炊飯器を各メーカーが投入してきているという事みたいですね。
冒頭の写真は象印の「極め羽釜」
透明アクリルケースに入れられた原型・削り出しのモデルが、いかにも職人さんが作ってますという風に見えて非常にうまい。
こちらの特徴は南部鉄器で作られた羽釜。
南部鉄器とは岩手県南部の加盟業者で作られた鉄器のことを指すらしい。
モニターで動画を流している。
ちなみに動画の下の羽釜は、電気メカが仕込んであり、熱の対流が見ただけで分かるようになっている。
非常に凝った造りですねー。
こちらは「THE炊き立て」というブランドですが、「グランエックス」という高級ラインナップであろう訴求があります。
どちらが商品名が少し分かりづらいですね。
「本物の土鍋ごはん」みたいに炊けるのが売りという事ですね。
下部は丸みをもたせて上質な世界観を表現していますね
最後は家電の王者、Panasonic。
現在Panasonicの国内家電シェアは27.5%もあるらしい。
一人勝ちですねー。
こちらのディスプレイは他社と比べて赤が目立ちます。
「米がおどる方がうまい」という事でおどり炊きが特徴らしいです。
火力の表現でしょうか。立体的で動きのあるディスプレイになっています。
こちらは火力を表現したムービングディスプレイ。
動いて光って目をひくような造りになっています。
日本国内にある50銘柄のお米が炊き分けできるそうです。
大半の人がその機能を使う事はないと思いますが(笑)、日本地図(しかもお米で作っている)をだしてきたのはうまい訴求ですね。
■総評
主要3メーカーの高価格炊飯器。
それぞれ「南部鉄器」「土鍋ごはん」「おどり炊き」という訴求をしています。
なにせ10万円近くするので、おいそれと決める訳にはいかない商品。
各社ともにディスプレイ競争みたいになってます。
目立つのはPanasonicですね。
タイガーはシンプルで落ち着いた雰囲気。その分ディスプレイに予算は他社程はかけていないですね。
どれが消費者の決めてになるか分からないですが、個人的には「南部鉄器」が分かりやすくて好きですね。
みなさんはどれ推しでしょうか?