POP広告研究所

お店でよく見るPOPって効果あるの?POP広告業界14年の筆者が送る、メーカーPOPの分析・研究レポート。

セブンイレブンの中にLOFTが!

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セブンイイレブンに突如あのLOFTが現れました。

LOFTは黄色のブランドカラーにものすごい認知度があるので、

これは目立ちますね~。

 

全て紙製ですが、やはりこのカラーリングの勝利でしょう。

小売業同士が手を組んだようなこの展開。

非常に面白いと思います!

 

夏の爽快シャンプーといえば!?

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夏の爽快シャンプーといえば!

サンスター「TONIC」のイメージがありますよね。

 

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左右のディバイダーと正面POPで世界観を作ってます。

 

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こちらは音声POP。

左上の穴がセンサーになっていて、横切ると音声が鳴るような仕組みです。

ちょっとびっくりしますよ。

 

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商品は本体と詰め替えのセットになっています。

シャンプーではよくあるお得パックですね。

 

「全力の後づかい」というコピーが、特にスポーツする層に突き刺さります。

あまり市場シェアは高くないようですが、夏場がよく売れるんではないでしょうか。

 

 

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卵型のかわいいやつ

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昨日に続いて吊下げシリーズ。

スーパーの文房具コーナーで見つけました。

 

形がとてもかわいいですね。

通常吊下げ什器というと四角い形が大半なのですが、これは技ありです。

 

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よく見ると2層構造になってます。

台紙自体は「3枚合紙」という紙を貼り合せた厚みのある紙を使ってますね。

 

この卵型のかわいさが商品とよくマッチしています。

お店でも目をひきましたし、素晴らしいディスプレイだと思います!

 

 

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前に出たかがる嫌な奴!?

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整然と並んだ医薬品売り場に、にゅっと突き出すディスプレイ。

これはハンガーディスプレイもしくは吊り下げディスプレイといわれるPOPですね。

普通はこんな感じで使います。

 

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エンドサイドとよばれる部分(実はここはねらい目)に陳列された吊り下げ。

ちょっとかけすぎのような気が。。

 

このアリナミンの吊り下げは、普通で考えれば邪魔になる定番売場に置かれています。

どう考えても後ろの商品にとっては迷惑ですね(笑)

 

アリナミンも空箱なので、商品を多く陳列する目的ではありませんね。

あくまで商品アピールです。

 

吊り下げも紙製でシンプル。

まぁこんな感じで使ってもらえたらメーカーさんにとっても御の字ではないのでしょうか。

 

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メーカーがしのぎを削る戦場考察

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こちらは某ドラッグストアのシャンプー定番売り場。

一見乱雑に各社並んでいますが、少しでも他社より目立たせようという涙ぐましい?工夫が見て取れると思います。

 

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これは資生堂ツバキの商品群。

左右にサイドPOPという突き出た仕切りがありますね。

これにより「ツバキはここからここまでですよ」というアピールをしているんですね。

ブランドブロックともいいます。

 

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こちらは持田ヘルスケアという会社の「コラージュフルフルネクスト」という商品群。

同じく左右のサイドディバイダーがあります。

こちらは正面にもPOPが付いています。

左右と正面でスカイブルーの世界観を作っていますね。

 

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こちらはハツモールという会社の薬用スカルプシャンプー。

手作りっぽいPOPで左右と正面で囲ってます。

目をひきますよね。

 

■総評

一見するとごちゃついて見える定番売り場も、このように各社がしのぎを削って他社よりも目立たせようとしているのがよく分かります。

消費者からすると、なんだかごちゃついてよく分からないという課題を解決してくれるようなPOPであればいいのですが、あまりやりすぎると余計によく分からなくなったりすることも。

(お店によってはPOP無しで整然と並べるのをルールとしている所もあります)

まぁ各社(広告・SP会社)の腕の見せ所でもありますね。

頑張ります(笑)

 

 

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こんな風に並んでいるの、よく見ません?

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商品を積んだカゴの横スペースをうまく使った展開。

こういうスペースを有効利用してワンモアの売り場を作るというのは、うまくやれば非常に効果的であると思います。

 

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ミンティアはオリジナルでパーツを製作していますね。

■ロゴの入ったサイドカバー

■商品を並べている斜めにかたむいたトレー

■背面の紙カバー ※世界観を演出するためですね。

 

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こちらはクラシエの「ふわりんか」

ミンティアと違って商品をフックで吊り下げて看板を付けているだけですね。

商品が袋形状でフック穴が開いているとこんな展開ができるんですよね~。

 

商品が本来陳列される場所を定番というのですが、それだけだと露出が少ない。

そんな時はこういった「アウト」と呼ばれる展開が、商品とのタッチポイントが増えて効果的です。

 

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斜めにするだけですごいインパクト!

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ドラッグストアでよく目立ってたディスプレイ。

これはいろんな店舗で見かけますね。

 

第一三共製薬の「ロキソニンテープ」

ロキソニンは頭痛などの鎮痛剤で有名ですね。

病院でもよく処方されますし。

 

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右上に広がっている正面POP。

斬新でよく目立ちますね。

 

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ボードは貼るロキソニンという事を強調しています。

 

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こちらは「塗るロキソニン」を訴求したサイドディバイダー。

塗るという部分をカットアウトして目立たたせてますね。

 

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もう片方のサイドディバイダーは「医療用と同量配合」を訴求してます。

 

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モニターをつけて動画を流しています。

最近多いですね。

 

 

■総評

 

とにかく最近よく見かけるディスプレイ。

全部が紙でできているのですが、正面POPを斜めにした斬新さなど、アイデアが光るディスプレイです。

やはりどんなディスプレイでも一工夫が大事なんですね。

 

 

 

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