POP広告研究所

お店でよく見るPOPって効果あるの?POP広告業界14年の筆者が送る、メーカーPOPの分析・研究レポート。

真っ赤でとても目立つのだが、、

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お店に真っ赤な場所がある!

これは目立ちますね~。

しかもピカピカつやがある。

売れるかどうかはともかく(おいおい)、インパクトは抜群なこの展開。

 

商品は、エスエス製薬の「ハイチオールCホワイティア」。

調べるとハイチオールは「ハイチオールCプラス」「ハイチオールB」などとシリーズで展開しており、中でもこのホワイティアはシミ・そばかすに効くらしい。

 

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商品を並べるカウンターDP。

ひな壇になっていて、奥の商品のフェイス(パッケージ正面)が見えるようになっている。本体は赤一色でコストを抑えて、看板をタレント入りのオフセット4色印刷にしている。

現在キャンペーンをやっているみたいで、その告知POPと応募ハガキもおいてある。

 

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キャンペーンの仕組みはカンタンで、商品を買ってレシートをハガキに貼って送るか、デジカメで撮影してWEBで送るかの2通り。

景品は女性の「美」をコンセプトにしており、有名パティシエが作るショコラかエステチェット。

 

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こちらは「デカパケ」といわれるもの。

でっかいパッケージだからデカパケ。

そのまんまのネーミングです。

 

商品が小さいので、やはり売り場でいい役割を果たしてますね。

目をひくのに役立ってます。

 

■総括

このハイチオールCホワイティアはパッケージ自体が真っ赤なため、普通に並べても目をひきます。

その赤い世界観をカウンターやデカパケを使ってより目をひくようにしているのが、今回のプロモーションです。

ただ、この商品がどう役に立つのかという所が伝わってきづらいかな~と思います。

ボードもCMやホームページの世界観をそのまま持ってきており、もう一工夫欲しいところです。

キャンペーン訴求も赤に埋もれて目立ってませんしね。