POP広告研究所

お店でよく見るPOPって効果あるの?POP広告業界14年の筆者が送る、メーカーPOPの分析・研究レポート。

ネクタイを締めた角ばったあの人

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昨日のチョコでの父の日企画に続き、こちらは酒売り場での展開。

「父の日、角の日」といううたい文句で、父の日にウィスキーを贈ろうという企画になっている。

 

商品はサントリー「角」

ウィスキー市場は長年売上が低迷していたが、「ハイボール」のブレイクをきっかけに2008年から増加している。

 

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そのハイボールブームを仕掛けたのがサントリーの「角」ということらしい。

確かに「角」はハイボールのイメージがありますね。

 

 

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父の日の訴求POP。

そして商品にはネクタイに見立てたPOPがかけてある。

角のズドンとしたフォルムにネクタイPOPが妙に合ってますねw

お父さん=酒 しかないのかと、若干悲しくはなりますが。

 

■総評

 

父の日というシーズンに合わせた企画。

王道ではありますが、やはり売り場は華やぎますね(母の日ほどではないですが)

「父の日、角の日」というコピーもいいですね。

商品にネクタイPOPをかけるというのは長年の王道ですが、もうそろそうお父さん=ネクタイ、お父さん=酒というイメージから脱却できる社会になってほしいなと個人的には思ってます(今回のPOPには関係ないですが。。)

 

ちなみに僕も父親ですので、少し早いですが子供たちからTシャツをプレゼントしてもらいました!僕は酒よりこっちの方が全然嬉しい。