POP広告研究所

お店でよく見るPOPって効果あるの?POP広告業界14年の筆者が送る、メーカーPOPの分析・研究レポート。

後悔しないジャケ買い、旨安、なんの話?

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前回はウィスキーのお話でしたが、今回はワイン。

こちらはプレミアムワインコーナーになってます。

 

現在第七次ワインブームだそうで、ワインの消費量は伸びているそうです。

 

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このグラフで気になるのは平成10年。

この1年のみワインの消費量が格段に多いのですが、何があったんでしょうか?

25年前の平成3年は今と比べて非常に消費量が少ない。

ワインを飲む文化もわりかし最近の事なんだなぁと気づかされますね。

 

このワインコーナーのPOPがこれまた面白い。

PETというプラスティックの板を曲げた隙間に紙のPOPを挟んでいるのですが、その内容がこれまたよし。

 

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マンガ「神の雫」からの引用だそうですが、絶対お得じゃないですか。

(ちなみにこのお店では2200円)

 

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今日は家で焼き肉食うぞ!という日には買っちゃいますね。

 

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後悔しないジャケ買い

昔、洋楽のCDを物色していた頃を思い出します。

たいてい失敗するんですが(笑)

 

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旨安

これほど響きのいい感じ2文字が他にあるだろうか(笑)

 

■総評

ボトルを見ただけではどれがいいのか分からないワインを、非常にわかりやすい言葉で説明しているのがとても面白い。

POPもPETを曲げたスタンドに紙を差し込んだものだけなので、予算もあまりかかっていないと思われます。

ワイン初心者、ワインにあまり興味が無い人にも伝わる売り場だと思うので、非常にいい展開だと思います。